2009年01月04日

ストレートな関係

今、発展途上にあるラフっ子達には
いろんな場面で「強要する」ということが出てくる。

昔は、この「強要する」というのに対して
自分自身、抵抗があったし、
そうした抵抗感と言うのは
自分がそうされたら嫌だと感じる部分だけでなく、
犬が、そういう反応を示していた事によるところが大きかった。

が、今、犬のことが昔より少しは解る様になってきて、
かつて犬が示していた「強要」されたときの嫌悪感というのは
自分が犬を甘やかしていたり
自分が犬に寄りかかっていたことのツケであって
犬が我侭だった場合に
そういう反応が返ってくるのだと知ってみると、
それというのは、自分のだらしなさが
そのまま犬の嫌悪感と成って表現されていただけだったのだなと
恥ずかしい気持になる。

そうした嫌悪感を目にするたび、
これでいいのだろうか?
もっと別な、犬が受け入れ易い方法を取るべきなんじゃないだろうか?
などと、思い悩んでみたりした
まったく主体性が無いというか、
犬に気を使いまくりの僕をやっていたからこその
犬の反応だったとは
当時、誰も教えてくれなかったし、
第一、ナニが、犬を我侭にさせているのかと言った事すら
教えてくれる人が居なかった。

訓練所だの躾教室だのに通っても、
大抵は、犬の扱いかただけしかやっておらず、
犬とのかかわり方だとか、
飼い主としてどう考えるか?と言う部分を教えてくれるところが無かった。

だから、押したり引いたりしていたつもりでも
結局、引いてばかりいた飼い主だったと言う自覚も無かったし、
目一杯、犬に嫌われていたりしたのに、
本当は、自分の中で消化させるべきだったストレスも
ご丁寧に、毎日犬同士ドッグランで走らせたりなんかもして
抱えているストレスを「逃がさせる」ことを教えて我侭を強化し、
しかもそこで犬同士の絡みをワザワザ強化して
余計にストレスの原因となる「野生」を強調していたりした。
(人間社会で生きている動物の「野生」を強化すれば
人間社会のルールとぶつかる部分が多くなって
犬のストレスが増大するという事すら
教えてくれる人が居なかったのだから、
犬を取り巻く環境と言うのはかなり遅れていると思う)

今思えば、
こちらが何かを強要したときに
犬が強要されて嫌悪感だの恐怖心だのが残っているような飼い方こそが
駄目な飼い方なのであって、
それが現れない関係に在ると言うのが正解なんだということを
ちゃんと教えてくれる人が居たら
もっとリズは楽しい犬生だったろうと思うし、
世間の犬達も楽に生きられるのになぁと思ったりする。

そういう部分、
こちらは、かつてリズでごちゃごちゃ悩んでいたお馬鹿な飼い主は脱しているから
今、七つの子もラフっ子達も、
何強要されても、そのあとは、まったくケロッとしたもんだ。

そんなだから、いつでも眼は爽やかだし、
表情も明るい。

あちらが、そういう状態だったりするから、
こちらもまた悩む事が無い。

お互い、ストレートにぶつかり合って
相手のことや自分の立場を知る機会が増える。

犬が爽やかな顔で過ごせるためには、
犬が、あんまりグタグタ考えなくて済む
ストレートな飼い主で居るっていうのが必要なんだなと思うし、
そういう飼い主で居る為には
犬の教育を考える前に
自分が犬を我侭にさせてしまっているのは何処かと言うのを知ることが
先決なんだと思う。

極端な話、
同じく犬を抱っこするのであっても、
犬にすがって(お互いが心地良いというところを求めての抱っこ)抱くのと
犬に仕事として抱かれていることを強要すると言うのでは
結果がまるで違ってくるということなんだなと。。。

前者は、普段、何も課していない場合にありがちで、
犬は飼い主に対して、必要とする緊張感も無かったりするから
ただ抱かれているという状態が
抱いている飼い主を使っていることに成っていたりする。

後者は、普段いろいろと課される生活があってのことで
飼い主に対して良い意味で緊張感を持っている。

だから、不要な抱っこという行為に対して
それを必要だと定義づける
理由が要る。

後者の考え方に対して
抵抗感を抱かずに居られる飼い主に成ると
犬は、いつでも明るく素直な表情をした
穏やかで、人間が好きな犬になるっていう、
このことが理解できるには
きっとかなりの抵抗があったりするのだろうな。。。

そこがね、犬の幸せを考えているのか
自分の幸せだけ考えているのかの分かれ道なんだ。

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posted by Primrose at 04:37| Comment(0) | オーストラリアン・シェパード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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