2009年01月08日

ヤマト

ヤマトがうちにやって来た当事
良くお会いしていた方と
昨年末、暮れも随分押し迫ってから
電話で話しをする機会があった。

ヤマトが50日でうちに来て
その後ヤマトが二ヶ月半くらいになるまでの
僅かな期間しか
ヤマトの事はご存知でないその方だったが、
2年弱の期間が空いてもなお
当事のヤマトのカチキレた悪さは印象に強く残っているらしい。

電話で、ヤマトに左手首を捻挫させられ
やっと何とか手を使い始めたところで
ヤマトはこれから仕上げに入るところだと伝えると
その方法について興味が在るとおっしゃっていた。

なんでも、その方は昨年末、
犬を使った「当たり屋」に遭遇し
犬の治療費として26万円もの請求を受けたという事だった。

幸い、賠償保険に入っていたから
懐は痛まずに済んだものの
保険加入の効用を実感したと共に、
心理的に世間の犬飼が恐くなったと言っていた。

こう不景気が続くと
例え老人といえども、
収入を増やす道を、
頼りない年金以外に見出そうとして、
飼っている犬までを使って
年越しの準備をしようとするらしいぞ!?

そういえば、昨年、犬を避けて電柱に激突して?
亡くなられた女性のことがニュースで騒がれていたが、
その後、轢かれていた犬の飼い主は見つかったのだろうか?

最近、こちらでは、
日中頻繁に
愛護センターの捕獲収集車が
放し飼いの禁止、虐待・遺棄の禁止をアナウンスしながら徘徊しているのは
あの事故があったからなのかな?

話は脱線してしまったが、
その方が、ヤマトの仕上げに興味があって、
どんなことを考えているのか?と訪ねるので、
愛護センターの虐待禁止のアナウンスに刺激されて
矯正を虐待なんかと混同する
見境いないお馬鹿な人に
訓練に対して横槍を入れられるのでは困るから
住宅地内で出来ることにはおのずと限りがあって、
今ここでやれることはやり尽くした状態。

ここから先は、
あることを考えていると伝えると、
良くそんなことを考え付くわネェと感心(呆れ?)られた。

だって、問題の在る犬を
問題を抱えたままで過ごさせるというのは
犬も自分も辛いだけで
楽しい生涯ではないからさ。

解っている問題は、きっちり解決しとかないと!

そのためには、どんな手を使ったって
やるったら、やる!

そんなことを考えると、
ヤマトってのは
うちに来るべくして来た子かもなぁとか思ったりするのよね〜と言うと、
ヤマトの最初をご存知のその方、
ご自分の犬が手元に来た子犬の時期、
ヤマトの当初ほどには問題が無かったのに
問題ありありの犬にしてしまって
その後何年もその状態で過ごさせていた事は
自分たち飼い主の意識が
こいつを何とかしてやろうと言う気持が欠けていた事を実感するとおっしゃっていた。

犬のテンションを下げるのには
色んなやり方がある。

ヤマトのように脳の構造が
アドレナリンに支配されている状態にある犬の場合には
それがレベルダウンするまで待つしかないこともある。

たとえ、何年待つことに成ったとしてもね。。。が、普通の人は
この、数年経過を見て待つと言うことが出来ずに、
ちょっと待っては弄くり
弄くってはアドレナリン分泌を促して元に戻すということをやってしまう。

そう、人間が、
その時が来るのを待てないというのが多い。

脳の構造にまでは影響していない犬だったら、
躾ノウハウだとか、
飼い主の考え方云々といった
短期の方法でどうにでもなる。

今のヤマトは、この二つの端境期に居る。

かなりテンションが下がっては来たものの
こちらがヤマトに入れた、
本人が顕在意識として持っている歯止めと
本人の脳の奥底に
火事場に燃え残った
炭化した柱のように
中で人知れずくすぶっているように残っている興奮との間で
折り合いがつかない状態にある。

そう、以前の興奮は、
まさしく、火事場でぼうぼうと燃えている状態と言う感じだった。

それが、昨年手首を傷める事になった矯正訓練以後、
いまは、奥でくすぶっている状態。

ここから消えていくのか
再燃するのか
その端境期にある感じだ。

が、どんな手を使っても、
お前さんを
その興奮のルツボから抜け出させてやるからなと、
今、それのための道具を手配したところだ。

住宅地内で出来る限りある訓練では
到底そこには至れない。

そういう時、
道具がもつ効用を流用するのも
一つの手だと私は思う。

何時までも、自分が出来る限界にこだわって
そこに着手せずに留まってて居ることの非。

そんなものは、お互いに幸せをもたらしてはくれないからさ!

本当だったら、
訓練が出来る場所に出向いてそれを行うとか、
師匠にお願いするなどすべきなんだろうと思う。。。が、
そのどちらも、今は、可能な状況に無い以上、
道具を駆使するというのも
一つの選択肢といえる。

欲しい道具は二種類あって
一つを駆使した後に
もう一つを用いるのが正攻法。。が、
同時に両方を用意するというのは
物が高価なだけに
今の私には難しい。

マズは、第一の品を使って
どこまで奥底にくすぶっている興奮を叩けるかを様子見する。

それにしても、
この二年で、
ヤマトは随分とよくなったなと
昨日も、それを実感する動きを見せてくれたヤマトだった。

訓練というものに対して
虐待という偏見を持つ
思い込みの激しい連中が居なかったら、
道具に頼らずとも済ませられるのに。。。と
そこがとても残念だ。

やはりね、自分の手で仕上げたいというのが
いつも頭の中に在ったりするからさ。。。

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posted by Primrose at 09:13| Comment(0) | ボーダー・コリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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