日々、状態が変わるのは仔犬だけではない。
こちらの対応も、毎日変わる。
昨日は、こちらの手にじゃれる様子を示すようになってきたことを
喜ばしいこととしていたが、
それはあちらがこちらに対して
関心が薄かったためで
人間の手にじゃれ付くという行為は
決して喜ばしいことではない。
そうした行為が定着して
その行為が許されることという認識に固定してしまってから正そうというのでは
お互いに苦労することになる。
そういうことにならぬよう、
その反応が出てきたというのを確認した段階で
喜ばしいという感覚は卒業だ!
今朝はもう、じゃれ方の指南を受けているリュウちんだ!
撫でてもらいたいんですけどいいですか〜?的
遠慮がちな接近の仕方で
手に触れてくるのは良いけれど、
遊びを誘いながら
カパカパ甘噛み仕掛けるなんていうことは
ノーグッドだぜ!と解からせる。
人に対してはいつでも退く気持ちで接しておくことを教えておけば
吠え要求だの
噛み付きだの
反抗だのということには至らない。
それが、好かれたがり
可愛がりたがり
可哀想がりという
およそ上下関係に決着つけられないタイプの人だと
犬に自分が退かれる事が悪いことのように受け止める。
最初のピュアな段階で
まったく退くことを教えられていない子犬が
成長後それを体得させられることの
お互いの苦労や苦悩や労力の大きさを考えない。
こういう基本を可哀想がっておろそかにしておきながら
トレーニングなんていう曲芸教えることに躍起になるから
犬は訓練嫌いな犬に成る。
反抗心伸ばしている一方で
服従科目を教えるのだから
犬が納得出来ないの当たり前なんだ。
退くことを教えておくというのは
トイレのしつけなどよりも
ずっと先に行っておくべきことなんだよね。
それが無い子犬というのは
興奮のストッパーが形成されないから
後々それを教育されることは
教え始めた段階から
足舐めだの皮膚炎だの消化不良だのといった
身体症状に発展するほどのストレスがかかってくる。
脳が、まだまだ充分環境の変化を受け入れられるだけの柔軟性がある
今の時期こそ
ストレスがかかることをどんどん施して
こんなストレスは当たり前のこととしてしまえば
後々その仔犬は
そのことでストレスを感じることは殆ど無くなる。
でも今ブリーダーさんたちは
仔犬のその時期を
ただ可愛がっているだけだったり
兄弟で絡ませているだけだったりする。
とても勿体無いと思うわ。
だって、「その時期」というのは
すぐに終わってしまって
ニューオーナーの下に出てからの月齢では
そうした反応は
もう緩やかでしかなく
それもあっという間に消えてしまうのだから。
先日、妊娠犬のお散歩に出たとき
ミニチュアシュナウザーを連れた奥さんがいて
その方が、自分の犬のブリーダーさんから
こちらに仔犬を手渡しなさる前
3日ほどを
親犬や兄弟から離して
一頭だけでその間ハウスで過ごさせていたといわれたとおっしゃっていた。
ああ、そういうブリーダーさんは
仔犬のことやニューオーナーさんのことを
とても大切に思っていらっしゃるのだなと思いますよと私が言うと
そうなんですか?といぶかしげな反応だった。
仔犬が、慣れない環境というストレスだけでなく
行った先でギャン吠えして体力を消耗し
おまけに夜も寝ずに騒いでいれば
仔犬の体調不良を招きやすくなるし
何よりもそういう消耗は
仔犬の成長の妨げになりますでしょ?!
そうしたことを防ぎたいと子犬を想っているのと同時に
新しくオーナーになった方が
仔犬に振り回される生活からスタートを切るのではなく
仔犬の生活リズムをつけやすいように
独りで過ごせるように慣らしてくれているのですから
そのブリーダーさんは親兄弟と一緒にしておきましたなんていう
一見良い人ぶって一般受けのよい
実は仔犬のこともニューオーナーのことも考えていないのか
犬に関しての知識が無いのか
或いは解かっていても面倒だから遣らないのか
そこらへんのことは解からないけれど
そういうブリーダーさんよりは
ずっと仔犬やオーナーのことを大切にして
自分の手間を惜しまずに居てくれる方から譲り受けることが出来たという幸運に
感謝すると良いですよとお話しすると、
そういうことだったんですか!?私は親兄弟から早くに離すなんて
酷いところから来た可哀想な子なんだと思っていましたといっていた。爆
まあ、世間なんてそんなもんだ!
それは親兄弟と一緒にしておくことが
上下関係を体得するなんていう馬鹿げたまやかしを
獣医だの
反故保護団体だのが世間に触れ回っているから
ブリーダーさんがわざわざお引渡しの3日前から準備して
手をかけてくれたことも理解されない世の中になっているのだよね。
親犬が本当に穏やかな犬だったら
仔犬に対して教育的指導なんてことにはならない。
それをするのは、親犬が相当我侭なんだと思ったほうが良い。
たとえ親犬が穏やかそうに見えていたとしても
それは一見良い子という類で
その表面的に見えている穏やかさというのは
ただ満たされまくった生活に愚鈍になっているだけのことだ。
決して我慢強いとか
立場を弁えているから穏やかというのとは違うって言うことが
あまり知られていない。
兄弟間で上下を体得するのは
強い個体が「支配」を体得し
弱い仔犬が「恐怖」を体得するだけのこと。
正しく上下を学ぶというのとはかけ離れている。
なんたって犬の群れで体得することは
野犬の世界の慣わしを体得することに他ならないのだから。
人との上下を体得するのは
オーナーとの絡みでしかない。
自分の関わり方の間違いを認められない人
認めたくない人といった
自己責任を受け入れられないおこちゃまな人が
親兄弟と早くに離したからだなんていう
「大義名文」にすがるんだよ。



posted by Primrose at 06:29| 千葉 |
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